ハーブの水耕栽培の様子
ハーブの水耕栽培作業は、施設内でできる特徴があります。
天候に左右されず、隣の畑の農薬等の影響を受けることもなく安全で管理された環境で栽培することが出来ます。
室内や安全な環境は、ハーブのみならず人にも安全で作業のしやすい環境を提供できます。障がいの有無は関係ありません。
水も特別な循環型を採用し、必要量の肥料を与えるシステムになり節水にもなっています。
育苗や葉かき、間引き、収穫等それぞれの作業で覚えることはありますが、誰にでもできる仕事になります。
ハーブの水耕栽培のこだわり
農業と福祉(農福)はとても相性がいいです。
誰にでも仕事があり、役割から生きがいを見つけ、自尊心や社会との関わりを得ることが出来ます。
しかし、社会からは福祉と付くだけで「安く」「それなり」が罷り通ってしまっています。
私たちは、「福祉だから」という枠にとらわれず、「人」として向き合っています。
「ライトに福祉」をテーマに、どうやったら社会と障がい者を日常的に繋げることが出来るのか?障がい者も稼げる様になるか、この答えを模索し出てきた具体案が「ハーブの水耕栽培」でした。
ハーブの水耕栽培の技術は、専門機関との連携を組み実証実験を繰り返し、実用段階まできました。